去年のチャさんクリスマスディナーショウ用に作りました、ロングドレスです。
まるで明太子のようなロングドレスです。
スカート下にパニエを仕込んでほんのりふんわりさせる策でいましたが、
ロング用のパニエを今まで作った事が無く、
「こんなもんかな～～」と本当に適当に前日に縫って試着せず直前に着用してみたら
ふんわり感は出ずゴワゴワ感が出てしまい。。。
しかしまさか裏スカートなしで着られないので、
パニエのふんわり部分を引きちぎり、土台スカートをペチコート代わりに着用しておりました。
そんな明太子ドレスです。
前年のディナーショウ会場で、皆さんの衣装をキョロキョロしていましたら
お色は黒、ベージュ、ペールピンク等の無地が多く
ノースリーブに羽衣系もしくはファーのボレロというスタイルの方が圧倒的多数でした。
私、目立ってチャさんに見つけてもらいたいので
前年の傾向に反するものを取り入れましょうと、縫ってみました。
生地の光沢、存在感で選ぶならシルク素材を使いたかったのですが、
材料費がとても大変なことになりますので、ポリエステルで妥協。。。
でも身頃部分だけはシルク生地を使っています。
以前縫ったワンピースの残布が本当にぴったり使えました。
少しだけでもいい素材を使いますと、全体のイメージも良くなると思います。
ヨーク部分の刺繍生地も、本当にこの分だけ残っていた以前の残り物です。
白いオーガンジーに刺繍がしてあります。
ミッチーのレインボーマンツアーの横浜公演の時に
ベイベちゃん達とチャイナドレスを着て行こうぜー！てなったときに作ったドレスの残りなので…たぶん2008年冬の残り物。
その時買い物に行った生地屋さんが品揃えが良かったので、
ちょっと遠いのですが今回も出かけましたら、全然いいのが無くてがっかりでしたん。
本当にちょっとのハギレでも捨てずに溜め込んでいてよかったです。
でもそんななので布ストックが部屋を占領していけません。。。
しかし残り物でいい具合に縫い上げられました。
スカート丈は裸足で立って床にぴったり付く長さです。
お出かけの時は７～９センチヒールで対応します。
このたびのお出かけは8センチ厚底のお靴、ヴィヴィアンのロッキンホースとあわせました。
バレリーナの赤。かわいかったですわ。
しかしこちら、裾に隠れて見えないのでリボンの処理を適当にしていましたら
先に付いたマジックテープがスカート縫い目を引っ掛けて糸が攣れました…
あとシンプルに、イスから立ち上がるとき度々自分で踏んづけました。
エレガントじゃない。
企んでおりました「目立ってチャさんに見つけていただく」件は
目立っていたのは確かなようです。
同席の方がお手洗いに立たれた際、戻ってくる目印にとても目立って助かったと、お二人に言われました。
チャさんにも気付いていただけていたと信じますわ。
「ぷ、明太子が居る」とか、思っていただけてたら幸せ。
会場ホテル、鯉の泳ぐ模様のカーペットでしたから
錦鯉か金魚ちゃんかと思われていたやもしれませぬわ。うふ。
攣れた裾を直すのと、
ふんわりするパニエを完成させてもう一度これ着たいです。
チャさん、ハロウィンパーティーとかして欲しい。